FITの中学3年生

莉奈ちゃんが、

読書感想文コンクールで

全国トップ5に入賞sign03shine

昨日 日曜日に

東京で授賞式があり

莉奈ちゃんのご家族と一緒に

出席してきました。

北は北海道、南は九州までと

全国から数多くの作品が

寄せられた中での今回の受賞。

すばらしいです!!

今回の審査委員長は

志茂田景樹氏で、

直々に賞状 頂きました^^

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そして、その時 志茂田氏より

サプライズがsign01

なんと莉奈ちゃんの感想文を

読まれた志茂田が

「ぜひともこの作品も読んで欲しい。」

「あなたにピッタリではないか」 と

莉奈ちゃんにだけその場で

自分の作品の中から『あごの伯父の川』

という本を贈ってくださいました。

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本好きな 莉奈ちゃん、

その場で素直に喜んじゃってhappy02

喜んじゃってる声がマイクで

部屋中に聞こえていました(笑)

しかも、中にはサイン入り!!

サイン見せていただいて

またまた「わぁっ!」と

素直に喜んで^^

可愛いheart04

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帰りの新幹線で

さっそく読んだりしているのかな?

その後、作品に対する

寸評もいただいた際も

優しく心温まる お言葉で

しっかりと莉奈ちゃんの作品を

評して下さいました。

読書は好きでも、作文や感想文が

苦手で始めた「わくわく文庫」ですが

今回 形ある結果となって

きっと莉奈ちゃんには

大きな自信につながりましたね。

授賞式の後、

個別に談笑させていただいたり

お写真撮らせていただきました。

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志茂田氏いわく

読書感想文とは、

「その作品を読んだことがない者が

感想文を読んで、すぐにでも

その作品(本)を読んでみたいと

思えること。 

それこそが生命線だ。」

とのこと。

今回受賞を逃した皆も

来年はそんな作品仕上げてみてね!!

今回は東京まで

快くご参加いただいて

ご家族の皆様にも感謝です。

ありがとうございました。

そして おめでとうございましたconfident

莉奈ちゃんの今回の受賞につながった
わくわく文庫の学習は、下記のページから。

https://www.fit-kids.jp/kids_kokugo/category/wakuwaku/

わくわく文庫&国語のピラミッド 4回チャレンジ!

莉奈ちゃんの作品ぜひ読んでみてください。
中学生らしく現在の社会的な問題と絡めてくれています。


『タイムマシン』    前野莉奈

私はタイムマシンという本を読みました。この本を読んだきっかけは塾の先生に薦められたのもあるのですが、元々SF 小説が大好きだし、この物語の作者であるH・G・ウェルズさんが書いた「透明人間」という本が小学校の図書館にあり作者を知っていたことが一番のきっかけです。
 この物語はT.T.(通称タイムトラベラー)がタイムマシンを使って色々な時代を冒険する話です。T.T.が冒険した西暦八十万二百一年の未来には病気になったり物がくさったりすることがなく、二種類の退化した人種がいました。一種類は王族や貴族などの子孫で地上で生活しているエロイという人種です。もう一種類は地下工場などで働かされていた人々の子孫で、地下で生活しているモーロックという人種です。この二種類の人種の戦いにT.T.が次第に巻きこまれていきます。
 私が最初に衝撃を受けたのはこの二種類の人種の知能と姿です。知能は二種類ともにとても低く、考えることができません。しかしモーロックの方が少し知能が高いです。そして姿はエロイはまだ人間らしいのですが、モーロックは青白く猫のようにすばやく深海魚のような目をしていてとても気味が悪いです。しかし私はエロイよりもモーロックになりたいと思いました。私は動きが遅いのですばやいモーロックが羨ましく感じたからです。私はなぜ人類はこんな姿になってしまったのだろうと思いました。理由は遠い昔にエロイがモーロックが地上にでることを禁じたからでした。私はモーロックがあんな姿になった理由は地下で生活しやすくするためなんだと気付き、人間の力はすごいと再び実感しました。
 私が一番印象に残った場面はモーロックがエロイを飼育し、育てた後は食べていた場面です。それを知ったとき私は震えが止まりませんでした。なぜ仲間である人間を食べるのだろうと私には理解ができませんでした。しかしよく考えれば普通のことなのかもしれません。なぜならば地下に食料が限られているからです。しかし私達ならば新しい食料を考えることができたのかもしれませんが、モーロックは知能が低いので目の前にある肉の塊つまりエロイを食したのだと思います。そしていつしかモーロックがエロイを飼育しているような状態になりました。つまり下剋上です。しかしモーロックとエロイの関係や問題は私たちの未来にもありえることです。世界では今人口爆発が起きています。そして人口爆発によって食糧危機や住む場所がなくなることも予想されています。もしかすると私たちの子孫は本当に人間を食べているのかもしれません。そして増えすぎた人々は住む場所がなくなることも予想されます。住む場所がない子孫は地下に住み始めるかもしれません。もしそうなってしまったらきっと人間は絶滅してしまうと思います。
 この物語を読んで考えたことは人類の未来についてです。私はこの物語のような人間を食べて生活するような二種類のようにはなりたくありません。しかし実際そう遠くない未来に食料危機という問題がせまってきています。しかし私達はこれから起きるであろう問題を知っているのだから解決策を考えることができます。そして世界では今昆虫食というものが提案されています。私は人間は未来の人類のようにはならないだろうと思います。新しい食べ物を見つけたからです。そして考える力があるからです。私はその力を信じています。
 世界は食糧危機という大きな世界共通の問題に直面しています。しかし全人類が力を合わせればこの問題も乗り越えられるはずです。未来は現在の私たちの行動で変わるのだから子孫のためにも食べ物は大事にするなどあたり前のことはあたり前にし自分たちで未来のことも考えて地球を大切に、食べ物を大切に、毎日を大切に生きてゆきたいと思いました。

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