本日のLeptonの
授業でYuya君、
開始20分しても
静かなまま。
表情もうかない。
本来なら5分、10分もすれば
テキストを持って
自信満々にチェックを受けに
来るのだが・・・
あまりに動かないので
呼んでみると
目をやや赤くして
半べそ状態。
でもその目は
何か悔しさに満ちている。
話を聞いてみると、
「CDからは”ケーク”と
聞こえてくるけど、、、、、
書いてある綴り(cake)を
ばらして考えたら音が合わない・・・」
彼の頭には??が飛んでいるよう。
「すごい!!!」
「えらい」
久しぶりに本気で
嬉しくなった。
実は、
彼が今日取り組みだしていたのは
Bird3のテキスト。
Birdのシリーズでは
フォニックスを学ぶのだが
Bird1~2では
基本的な1文字ずつが持つ
音を学ぶ。
Aが「ア」、Bが「ブ」、Cが「クッ」と
いった具合に。
(本来カタカナで英語を表記は
絶対しないのですが分かりやすくするため
ここだけということで)
ところが、彼が
今日から学びだした
Bird3からは
ake, ase, ape と
いったような最後に
発音をしないeがくっつく場合。
この時、1つ前の母音が
本来の音から、名前の読み方に
変わる。
つまりAは「ア」ではなく「エィ」に。
そういったことを
テキストでは、小さい子供たちが
自然と聞いて、書いて、
慣れて覚えられるようになっている。
だから、みんな音声や
テキストにしたがって
言葉は悪いが、ある意味 何も考えず
しっかりと真似て、
慣れて覚えていく。
Yuya君は、5年生。
それでも決して勉強に
自信を持っている方ではない^^;
しかし、積み重ねて
やっぱり力になるんです!!
彼はこれまでの
学習をしっかりして、覚えて
文字の音の意識もしっかり
持てていたからこそ、
自分の中で音のルールを
作れていたからこそ、
今日 新たに聞いた音に
納得ができなかったのです。
そして さらに素晴らしいことが
納得できないものを、
ただ無理に 納得してしまうのではなく
「なぜだ!?」と
考えてくれていたことです。
嬉しくなって、
肩を何度も叩きながら
「すごいやん!」
「よく違いに気付いたな!」
「これまでのことしっかり覚えているんやん!」
と、思いっきり褒めてあげました。
その上で、今回の
文字の組み合わせでの
読み方について説明してあげました。
本来、そういった説明をすることなく
進めるのでしょうが、
やはり年齢や能力によって
指導も変えてあげないとね。
悔しさで目を半分赤くしていたのですが
みるみる笑顔になり、嬉しそうに
練習再開です
なんだか彼の成長を
今日は見せつけられた感じがしました
帰り、お迎えに来て下さった
お母様に、テキストを見ていただきながら
そんなお話をさせていただきました。
「考えていないようで、
ちゃんと考えているんですね。」
お母様も少し成長を
喜んで下されたかなぁ^^
Yuya君、次からは
そこまで悩む前に
聞きに来てね!(笑)