昨日の授業後、

前期試験の受験を目指す

中学３年生の女の子が

笑顔で、

「先生、明日休みだけど

教室開けて下さい！」

はっきりとした声で

お願いしてきました。

他の子供たちだと

やや遠慮しがちだったり、

こちらの予定を尋ねてから

だったりするのですが

今回の彼女は言葉を悪くすると

厚かましいくらいに堂々と

笑顔で頼んできたのです。

でもそれが実は

嬉しくも感じます。

今日も熱心に６時間過去問を
中心に頑張っていました。

正直、この時期は

来年度に向けた準備など

授業以外の仕事も多く

授業が無いときは

できるだけそちらに

時間を割きたいのが本音です。

それでも、

受験を控えた彼女が

必死に頑張りたいと

頼ってくれているのは

嬉しいです。

誤解しないで下さいね。

彼女は普段から厚かましい訳でも、

わがままな訳でもないんです。

むしろ逆で、

誰よりも気遣いのできる

生徒さんです。

授業後、車で子供たちを送迎してくと

ほとんどの生徒さんは

「ありがとうございました。

さようなら。」

と丁寧に挨拶だけして

すっと帰っていくのですが

彼女は、こちらが

立ち去るまで見送ってくれ

後ろできちんと

頭上げてくれているんです。

どれだけできた子なんだ！！

親御さんの育てられ方

どれだけ素晴らしいんだ・・・

といつも感心してしまいます。

この日も最後は、

「わがまま言ってすみません。

ありがとうございました。」

と申し訳なさそうに

言葉をくれました。

でも、

生徒達には言いたいのです。

自分が本当に困っているときは

遠慮なんかするな！

頼れる相手には頼ればいい。

甘えられるときは甘えたらいい。

と。

もっと言うなら、

迷惑かけられる相手には

迷惑をかけたらいいんだと。

自分が頼った分、

迷惑をかけたと思ってしまう分は

近い将来、または遠い将来に

今度は自分が誰かのための

支えになることで

返していけばいいんだから。

それに、頼られている側は

それを決して迷惑だとは

思いません。

だから、自分だけでは

どうしても上手くいかないとき

困ったとき、今は頼ればいんだよ。

甘えて迷惑かければいいんだよ。

受験まであとわずか。

後悔しないように

自分が思う最善を尽くしてね！

納得いくまで

最大限お付き合いします。

というわけで、

今日は徹夜でもして

残った仕事するか・・・（笑）